引っ越しや車の購入にあわせて月極駐車場を新しく契約する方は多いと思います。ところが、いざ車庫証明を申請しようとした段階で「使用承諾証明書」の存在に気づき、慌てて大家さんや管理会社に連絡する、というケースが少なくありません。このページでは、賃貸駐車場で車庫証明を取る際に押さえておきたいポイントを、姫路市・播磨エリアの実情もふまえて解説します。

使用承諾証明書とは

使用承諾証明書とは、月極駐車場など他人の土地・建物を保管場所として借りる場合に、その土地・建物の所有者(貸主)から「車庫として使用することを認めます」という承諾を得たことを証明する書類です。車庫証明の申請には、この使用承諾証明書の原本が必要になります(自己所有の土地・建物の場合は、代わりに自認書を提出します)。

誰に書いてもらえばいいのか

実務上、記入をお願いする相手は駐車場の契約形態によって変わります。

個人の大家さんが所有大家さん本人に記入・押印していただきます。
管理会社が管理管理会社の担当者に記入していただくのが一般的です。会社の記名押印(社判)で対応してもらえることが多いです。
不動産会社を通じて契約仲介した不動産会社に確認すると、所有者または管理会社への取り次ぎをしてもらえるケースが多いです。
ポイント:駐車場契約時の書類(契約書・重要事項説明書)に、管理会社や貸主の連絡先が記載されています。まずはそちらに問い合わせるのが確実です。

よくあるトラブル・つまずきポイント

①記入・返送に時間がかかる

管理会社によっては、使用承諾証明書の発行に数日〜1週間程度かかることがあります。特に大手の管理会社では、本部確認が必要な場合もあり、依頼から即日発行とはいかないケースが一般的です。納車日や名義変更の期限が決まっている場合は、駐車場契約が決まった時点で早めに依頼しておくことをおすすめします。

②発行手数料がかかることがある

管理会社によっては、使用承諾証明書の発行に事務手数料(数百円〜数千円程度)を求められる場合があります。無料で対応してくれる管理会社も多いですが、事前に確認しておくと安心です。

③記載内容の不備

駐車場の所在地の表記が、実際の登記上の地番や住所と微妙に異なっているケースがあります。特に区画番号(「◯番」「◯号」など)の記載漏れは、警察署での審査時に確認を求められる原因になりやすいポイントです。

播磨エリアでの実情

姫路市をはじめ、加古川市・高砂市など播磨エリアは月極駐車場の数自体は多いものの、管理会社が地元の不動産会社であることも多く、対応のスピードや手数料の有無に差が出やすい印象があります。大手チェーンの駐車場サブスクサービスを利用している場合は、コールセンター経由での申請になるため、さらに日数がかかることもあります。

使用承諾証明書の取得を断られたら

ごく稀に、管理会社側の事情で発行に応じてもらえない、あるいは対応が遅く困っているというご相談をいただくことがあります。その場合、当事務所で大家さん・管理会社とのやり取りを代行することも可能です(追加オプション対応)。ご自身での交渉が難しい場合は、早めにご相談ください。

使用承諾証明書の取得でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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まとめ

賃貸駐車場で車庫証明を取る際は、①誰に使用承諾証明書を書いてもらうかを早めに確認する、②発行までの日数・手数料の有無を把握しておく、③記載内容(所在地・区画番号)に不備がないか確認する、という3点を押さえておくとスムーズです。駐車場契約が決まったら、できるだけ早いタイミングでの依頼をおすすめします。